FC2ブログ
スポンサーサイト

--.--.--(--)

『スポンサー広告』 Comment-Trackback-
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
働くことへのアンビバレンス

2013.04.23(Tue)

『思うこと』 Comment(0)Trackback(0)
 どうも。今回は働くこと、仕事ということについて書こうかと思います。

 僕は働くことにのみ人生の意味を見いだそうという意見や、逆に働くことを抜きにした堂々巡りの人生論のどちらにも違和感を持っています。
 両者とも、働くことは人間の生活の一部である(前者は労働を全てだと考え、後者は労働をそもそも正面から取り上げていない)という感覚が欠如していると思います。そして、僕は働くこととその他の人間の行為との間に優劣を付けることは誤りなのではないかと思うのです。
 というのは僕はよりよく生きようと思えば、社会的存在として働くことと、一人の人間として考えたり、思い思いの行動をすることとの両輪が必要だと思うからです。そのどちらも大切なのであって、どちらがより大切か、ということではありません。

 こうしたことを前提として、働くことのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。働くことのメリットには、社会貢献だとか、給料(=報酬)だとか今まで耳にタコができるほど言われてきたことがありますが、これらはもはやわざわざ取り上げるまでもないと思います。僕が思い当たるのは、自分が特別な存在なのではなく、代替可能な存在であることを実感できることです。「社会の歯車」というと嫌な響きですが、事実、そういう存在だと僕は思います。自分の無意味さを痛感できるところに働くことの大きな意味があると思うのです。自分の存在が無意味だ、ということは、これからの活動を通して何らかの意味を形成できる出発点に立ったということではないでしょうか。自分には特別な意味が生まれながらに内在していると考えるような、思い上がった人には、意味を形成しようという意欲も努力も生まれては来ないと思います。働くことのメリットは、こういう根拠のない思い上がりを抑えてくれるところにあると考えます。同時に考えることよりも実行することの大切さを学ぶことができるのも働くことのメリットの一つです。
 働くことのデメリットは、それによって人間が一つの立場にがんじがらめにされてしまい、客観的に自分や社会を見つめ、考える余裕をなくさせるということです。どうやったらもっと意味のある自分になれるのか、ということを考えずにただ忙しい毎日の労働に押し流されるのは、その人にとっても、社会にとっても本当に無意味で、不幸なことだと思います。

 働くことをめぐっては、ある極に労働を賛美する暑苦しい言説があり、もう一方の極には労働を否定し、呪うような言説があります。僕にとってベストだと思うのは、どちらかの極を信じることではなく、両極の間で悩み続け、考え続けていくことです。悩み、考えることを怠ると、生きるのは容易くなるけれど、人間としての深みがなくなってしまう。

 ではまた。
スポンサーサイト
トラックバックURL

http://bildung123.blog58.fc2.com/tb.php/151-e99c9607

トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
▼ プロフィール

マンボウ

Author:マンボウ
25歳/男/大卒
民間で2年働いた後、1年半ほどバイトしながら勉強し公務員となる。
趣味は読書。

▼ 最新記事
▼ 最新コメント
▼ 最新トラックバック
▼ 月別アーカイブ
▼ カテゴリ
▼ FC2カウンター
▼ 検索フォーム
▼ RSSリンクの表示
▼ リンク
▼ ブロとも申請フォーム
▼ QRコード
QR

pagetop ↑

Copyright © 2018 マンボウ all rights reserved.
Powered By FC2 blog. Designed by yucaco.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。